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【漫画レビュー】実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。

投稿日:2018年2月18日 更新日:

どうも。当ブログはとにかく僕の「好き」を皆様と共有したいので、気に入ったものはジャンルを問わずにどんどん紹介していきます。ってことで、今回は漫画の紹介です。作品はこちら、

実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。/ペス山ポピー

です。タイトルに実録と入っているとおり、今作は作者さんの実話を元にしたエッセイ漫画となっております。これが物凄く衝撃的な作品でですね、同じような痛みを持つ人には刺さりまくる作品であると確信しています。

今作は暴力に対して性的快感を感じるマゾヒズムをテーマにした作品で、そんな性的趣向を持つ作者さん自身が主人公として描かれています。これがもうどうしようもなく、どうしようもなく生々しいんです。

作者のペス山ポピーさんは、物心ついたときから暴力に性的興奮を覚える女性でした。それは、自分が暴力を受けることだけでなく、他人が他人に暴力を奮っているところを見るだけでも異常に興奮してしまうくらい、強い趣向です。ただのボクシングの試合が、まるでポルノのように見えてしまうほど。

しかし、そんなペス山さんは暴力そのものが好きかと言うとそんなことはなく、むしろ嫌いなのです。暴力によって生じる痛みや苦しみ、他人のそれを想像すると心苦しくなる。でも、身体は興奮している。自分の中の論理感と一致しない性的趣向。ペス山さんは自分自身に気持ち悪さを感じるようになり、自尊心を失っていきました。

世間体によって心の奥底に押し込められる欲望。自分の趣向も、自分自身の存在も否定し続けてきたペス山さんですが、ついに限界が来ます。自分だって性を楽しみたい。そして、否定し続けてきた自分の欲望と向き合い始める。そんなお話です。

これね、自分の中で「他人には言えない性癖がある……」と思っている人は、読めば読むほど自分のことのように感じられて、物語に入り込んでしまう作品だと思います。マイノリティとしての自覚、普通でなくてはいけないと思う強迫観念、世界を共有できる相手のいない孤独感。僕も読んでいて「分かる、分かる……!」とずっと頷いていました。

読んでいて胸が苦しいのですが、先が気になって仕方ない。それはきっと、ペス山さんが別の自分だから。趣向は違えど、同じ種類の痛みを抱えていると共感してしまうから。マイノリティを自認し劣等感を抱えたことがある人なら、この感覚が分かると思います。

この作品はハマる人とハマらない人がくっきりと別れる作品でしょう。分からない人にはただただ気持ち悪い女の生態。分かる人にとってはバイブルになり得る衝撃作です。自らの暗部をここまで赤裸々に曝け出してくれたペス山先生に拍手。

これまでの更新はウェブで全て公開されているので、ぜひご覧ください。この記事を書いた時点で11話まで公開されていますが、「奇跡」の行方が気になってしょうがない。

その衝撃作が読めるくらげバンチさんのページはこちら

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